値動きはチャートに聴け
FX取引の初心者がチャートで値動き予測
為替がどちらに動くか、サイコロを転がせば2分の1の確率で当たります。でもこんなんじゃあ、FX取引では大負けしてしまいます。FX取引は博打ではありません。もっと利益を上げるのに役立つ方法があれば、誰もが知りたいはず。
FXのファンダメンタル分析は当たらない事も多い
ベテランになると、経済指標の発表(雇用統計、失業率、景気動向)などFXのファンダメンタルを分析して予測しますが、当たるとも限りません。FX取引の相場に参加している人の心理は必ずしも合理的なものでもないからです。
FXのチャートは相場参加者の動きを表す
FX市場参加者がどちらを向いているか、心理的な動きを価格に表したものがFXのチャートなんです。そう、みなが同じFXのチャートを見ていると、同じ行動をするポイントがわかるようになるんです。FXのファンダメンタル分析よりもチャート分析をまず覚えるべきでしょう。
皆が見ているFXのチャートを見る事。多くの人が同じチャートを見て、同じところで、同じ読みをして、同じ行動をして、結果的に読み通りになるというわけです。株はインサイダーがあったり、粉飾決算、突然の下方修正、倒産などがあるし、銘柄数もかなりあるので、FXのチャート分析は難しいんです。
それに比べればFX取引では銘柄は米ドル/円などで、決算も粉飾も無く、インサイダーも無く、動き出すと一方向に動く性質はチャート分析にとっても向いています。是非FX取引の初心者はチャートを活用しましょう。
FX取引ではローソク足+移動平均線が基本チャート
DMMFXのチャートを見て下さい。青と赤の棒のような形の足がたくさんありますね。
これをローソク足といって、時間単位での(この場合は1日単位)高値と安値、それに始値と終値の4つの価格が読み取れるんです。
赤い色のローソク足は「始値」よりも「終値」の方が高い場合。陽線といいます。
その逆に、青色のローソク足は始値よりも終値が安い場合のローソク足。陰線といいます。画像をクリックするとポップアップします。
FXのチャートの種類は色々とありますが、たくさん使う必要はなく、自分に合ったものを選べば良いのです。テクニカル指標もMACD,RCI,RSIその他沢山あります。これも多くを使う必要はなく、数種類で事足ります。
FXのチャートは飽くまで過去の値動きですから、これから先の予測には役立ちますが、あくまでも仮定だという事を忘れてはいけないんですね。目の前の相場の動きが一番正しいんです。