円安でも円高でも為替差益を狙える方法
円安でも円高でも為替差益を狙える方法
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為替の変動で利益が出る場合
例えば1ドル=100円で円をドルに交換しました。
その後為替レートが1ドル=105円(円安・ドル高)になりました。
この時、ドルを円に換えると1ドル=105円ですから105円となります。105-100=5円の利益が出ました。
円を売ってドルを買った後で、ドル高・円安になれば利益がでます。
為替の変動で差損が出る場合
利益が出る場合がわかったので、損をする場合はおおよそ見当がつくのではありませんか。
1ドル=100円の時、円をドルに交換したとします。その後1ドル=95円の円高・ドル安になりました。この時にドルを円と交換すれば、1ドル=95円ですから、95円ー100円=-5円の損が出ました。
円を売ってドルを買った後で、円高・ドル安になれば損が生じます。
ドル/円チャートで考えよう
下図は2013年12月17日のドル/円チャートです。
円安局面では為替差益
左側の右肩上がりの円安・ドル高局面では、円高の時に円をドルに交換して、円安になった時にドルを円に交換すれば、為替差益もありますし、日にちを跨げばスワップ金利も貰えます。
1ドル=102.651円から103.920円への円安ですから103.920-102.651=1.269円。1ドルにつき1.269円の利益です。
円高局面で円をドルに交換すると為替差損
では、右側の右肩下がりの円高・ドル安局面ではどうでしょう。円安の時に円をドルに交換し、その後円高局面となっているので、ドルを円に交換すると、為替差損が出ます。
102.643円ー103.920円=ー1.277円 。1ドルにつき1.277円の為替差損が出てしまいます。
円高局面でも為替益を出す方法
円安ドル高=103.920円でまず、売っておきます。
その後ドル安・円高=102.643円の時に買い戻します。
すると103.920円ー102.643円=1.277円が為替差益となる仕組みがあります。
少し理解しにくいでしょうが、株の信用取引のように、FXも持っていない通貨を売って、別の通貨を買う事ができる仕組みがあります。
FXはある通貨(例えば米ドル)が他の通貨(例えば日本円)に対して「高くなる」と考えられれば「買い(ロングポジション)」、「安くなる」と考えられれば「売り(ショートポジション)」の注文をすれば良いのです。
この場合に売りは決済の売りではなく、新規注文としての「売り」です。これは外貨預金にはない優れた点です。
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