FXの始め方～「FXとは為替変動を利用して差益を狙うこと」を理解する
FXの始め方～「FXとは為替変動を利用して差益を狙うこと」を理解する
為替は常に変動しているので、2つの通貨の間には為替差益が生じる。それを狙うのがFXの主でありスワップは従です。
しばしば外国為替という言葉を聞くと思いますが、外国為替というのは、円や米ドル、ユーロ、英ポンドなどの２つの通貨を互いに交換することをいいます。その時、交換比率は刻々と変わっており、これを為替レートと呼びます。為替レートは、各国の金利、金融政策、インフレ率、政治動向、貿易収支などのファクターで変動しています。このような特徴があるのが為替なのでそこに投資のチャンスが生まれるのです。
仮に為替レートが1米ドル＝100円とします。すると1米ドル買うのに 100円かかりますよね。ところが、1米ドル＝80円になったならば、 80円で1米ドル買えます。これは円の価値が上がったとういことです。それを理解してください。ドンドン価値あがっていくと50円、30円、10円で1ドルが交換できるようになっていくことになります。このように円の価値が上がることを円高と呼びますが、車の輸出にとってはダメージを受ける事になります。1ドル＝100円で売れていたものが、1ドル＝10円にしかならないなら滅茶苦茶な減益です。
逆に、1米ドル＝120円になったとします。120円なければ1米ドルを買えない。これを円安といいます。円の価値が下がっているということですね。
1米ドル＝100円の時に米ドルを買い、円安が進んで1米ドル＝120円になった時に売ったとすると、その差の20円が儲けになります。これを為替差益といいます。
逆に、1米ドル＝80円で売ると20円の為替差損が出てしまいます。こうしてみてくると、外貨を買う場合は取得時よりも円安になった時に売れば為替差益が出る事になります。これが基本です。
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